エスペラント6
出典: Jinkawiki
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エスペラント
エスペラントは、1880年代当時ロシア領だったポーランドのユダヤ人眼科医、にラザロ・ルドヴィコ・ザメンホフによって創案された国際共通語である。全ての人が国境や民族を超えて話すことができるようになることを目指した言語であり、母国語というより寧ろ第2外国語の位置づけを狙ったものである。最初の文法書は1887年に発表された。 このエスペラント語の文法は規則性があり覚えやすく、単語も関連性があって習得しやすい言語であると言われている。言語の構造から見ると、基礎となる語根のほとんどすべてが、ラテン系を中心にヨーロッパの主要言語に由来しているため、共通語とはいっても英語圏の人々の方が習得しやすいという現状である。したがってヨーロッパ圏での利用者が多い。なお、エスぺランティスト(エスぺラントを話す人々)は、世界中に100万人程度存在すると推定されている。 東アジアでは日本の利用者が多く、日本のエスペラント運動は、1906年の二葉亭四迷によって学習書が発行されたり、また第1回日本エスペラント大会が開催されるなどして本格化し、2006年には百周年を迎えた。