エンカルタ
出典: Jinkawiki
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エンカルタとは
エンカルタとは、マイクロソフト社が提供している電子百科事典のことである。
エンカルタはあらゆる分野を網羅的に収録した大百科事典であり、執筆者は約1000名、総項目数は数万項目に上る。(本にすればおよそ30冊分であるという)。専門家による解説は信頼に足る内容で、文章も一定の調子が保たれていて読みやすい、と定評がある。また個々の項目についても総合的な視点から捉えられており、全体像を把握できるように解説されている点も特徴的である。加えて、文字だけでなく画像や音声、ムービーなどの多彩な表現形式も用いられており、より深く理解を得ることができる。
個々の記事の本文中では、エンカルタ内に存在する関連項目にハイパーリンクが施されている。リンクは青色文字で表示されており、その項目をクリックすると、WWWのようにその項目へジャンプすることができる。このため、記事の閲覧中に気になった言葉や分からない言葉について、縦横無尽に参照することができる。
エンカルタは主にCD-ROMやDVD-ROMに収録されて販売されている。日本で初めて販売されたのは「マイクロソフト エンカルタ 97」で、以来毎年、 改訂版が販売されている。改定の際には平均で数千に及ぶ項目が新たに追加される。なお、インターネットから最新情報をダウンロードできる機能もある。
2009年以降最新版は発売されていない。
マイクロソフト社の運営しているオンラインサービスのMSNでも、プレミアムサービスとしてエンカルタが提供されている。MSN版のエンカルタを利用するには、MSNの有料会員となる必要があるが、最初の利用であれば 2時間まで無料で利用することができる。ただしその場合、地図やハイパーリンクなどの機能は利用することができない。
収録内容
生物/環境(古生物/恐竜、哺乳類、魚類、鳥類、昆虫と無脊椎動物、両生類/爬虫類、植物、生物学、医学、環境)
科学/技術(天文/宇宙、地球科学、数学、物理、化学、機械/道具、建設/土木、交通/通信、コンピュータ/通信、科学者/技術者)
地理(地理の基本用語、山脈/山、海/川/湖、大陸、日本の国立公園、世界の国、日本の県、世界と日本の都市、探険家/地理学者)
歴史(日本の歴史、日本史の人物、中国/朝鮮の歴史、アジアの歴史、ヨーロッパの歴史、ヨーロッパ史の人物、アフリカの歴史、北アメリカの歴史、ラテンアメリカの歴史、古代文明と遺跡)
社会(政治、社会、経済と経営、教育と心理学、軍事、法律、人類学、思想と哲学、宗教、新しい宗教)
芸術/文学(美術、建築、音楽、演劇、舞踊、映画、文学)
スポーツ/趣味/暮らし(スポーツ、ペット、衣服とデザイン、食物と料理、住まいと暮らし、ゲームとレジャー、年中行事、祭り、日本の伝統文化)
デジタル地球儀
本物の地球儀のように、マウスを使って自由に回すことができ、拡大・縮小もスムーズに行うことができる「ダイナミック地球儀」。世界の主要な 100 都市については、一般道路が見えるレベルにまで拡大が可能。 また、約 180 万もの地名が収録されており、さらに 365 種類以上の統計データで色分け表示したり、気候や人口密度など 19 種類の地図表示に切り替えるなど、あらゆる角度から世界中の地理を学ぶことができる。さらに19種の世界地図と月面図(一般図、行政図、地形投彩図、プレートテクトニクス、昼の地球、夜の地球、環境図、気候、気温(1 月/7 月)、降水量(1 月/7 月/年間)、世界の言語、世界の宗教、人口密度図、時刻帯図、統計図、白地図)もある
参考文献
マイクロソフトユーモールhttp://www.microsoft.com/japan/athome/umall/encarta/2009/
ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%BF
barumakka