オイルショック6
出典: Jinkawiki
1970年代に2度あった、原油価格高騰による経済混乱のことで、石油危機、石油ショックとも称される。
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第一次オイルショック
1973年に第4次中東戦争が勃発するとOAPECが戦争中の原油の生産削減を宣言、同時にOPECは原油価格の70%引き上げを通告。さらにアラブ産油国は次々とイスラエル支援国であるアメリカ、オランダに対する石油禁輸措置を発表した。これら一連の措置は石油を武器として中東戦争を支援する「石油戦略」とよばれる。停戦後生産削減・禁輸措置は緩和されるが価格はさらに引き上げられ、それまでほとんど変動のなかった原油価格はわずか3ヶ月ほどで3ドルから11.65ドルに急騰した。
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第二次オイルショック
1979年イラン革命によりホメイニ政権が誕生、それによる混乱からイランの石油輸出が停滞し、国際需給が逼迫した機に乗じてOPECは原油価格を3ヶ月ごとに引き上げることを決定。同年11月にはテヘランの米大使館占拠事件、翌年9月にはイラン・イラク戦争開戦と中東情勢は緊迫が続き、原油価格は18ドルから39ドルまで高騰した。
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参考文献
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AA%A5%A4%A5%EB%A5%B7%A5%E7%A5%C3%A5%AF オイルショックとは http://www.otaru-uc.ac.jp/~hanada/sankousiryou/oilshock1.pdf#search='%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF' 第一次オイルショックについて (D)