オランダの交通事情

出典: Jinkawiki

 授業でオランダの交通事情についていくつか挙げられた。 高速道路で合流までに3kmもあったり、信号で止まると言うことがなく 道路がロータリー方式でロータリーを回りつつ行きたい方向に進路を向ける形であったりと 日本ではあまり考えられないことが多い。 ここでは他の交通事情について首都・アムステルダムを中心に見ていく。

 国内の移動には、オランダ全土を網羅している鉄道が便利である。 街中の交通機関はトラム(路面電車)、地下鉄、バスがあります。 アムステルダムでは、トラムを使うことで体力をセーブすることができるようだ。 慣れるまで使い方に迷うことが多いかもしれないが、一番便利な乗り物だ。 トラムでは、自分で「開」のボタンを押して扉を開け、乗り降りを行う。 黄色い機械に回数券を差し込んで日時を印字します。 行き先によってスタンプを押してもらう。1時間以内なら何度でも乗り降り自由なのである。 ただ、トラムではスリが多いようだ。座っているとスリにはあいにくので、席が空いていれば なるべく座るようにすると良い。

 また、自転車も便利な移動手段のひとつだ。オランダは自転車大国と言われるぐらい自転車が多い。自転車を借りて、 アムステルダム観光をしている観光客もいっぱいいるそうだ。アムステルダムでは一般道はトラムとバスの通行を優先していて、 一般車両は入りにくい状況である。そのため、自転車が発達したのだ。 自転車道も完備されていて、自転車用信号機もある。みんなかなりのスピードで走られるので、自転車を利用する場合は、注意が必要である。 左に曲がる時はあらかじめ左手を出しておいたり、右側通行だったり、車道を走ったら罰金だったりとさまざまなルールがある。 日本のママチャリ感覚で乗るとハラハラドキドキすることがあるだろう。

 そして、先に述べたように信号機は歩行者、自転車、一般車両に加えて、トラム/バス用にとさまざまに別れている。 トラム/バスが来ると、大抵自然に一般車両、自転車、歩行者の信号は赤になる。なので、なかなか信号が青に変わらない場合もある。 トラム/バスがくることで信号の順番が狂ってしまうのだ。

 高速道路に関しては、市街地に近い均衡を走る。環状に走るものに枝分かれして四方八方に伸びる高速道路は総延長約3400km。 料金はなんと無料である。 大型トラックは有料だそうだ。 とにかく一般道路に渋滞が及ばないように高速道路は外、一般道は中と分けているのであるが、高速道路の渋滞は最近恐ろしいものがあるそうだ。 特にアムステルダム周辺は、渋滞箇所の約30%が集中するなど、大きな問題になっている。  


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