キリスト教8

出典: Jinkawiki

キリスト教は古代イスラエルの宗教。ユダヤ教を基盤としており、その律法主義を批判して神の愛を説いたイエスの教えから成立した。イエスの死後、弟子たちによって広まったものである。

洗礼

クリスチャンの共同体に加わるための儀式の一つ。これによって具体的な地上の共同体だけでなく、神の家族すなわちキリスト教を信ずるもの全てに連なるとされる。通常では水を使って行う。大きく分けて全身を浸す形式と、頭部に少し注ぐか濡らす形式があり、時代や宗派、個々の協会によって異なる。

聖書

ユダヤ教とキリスト教の聖典。ユダヤ教では紀元前一世紀後半にモーセ五書を含む三十九巻の文章を正典と定めた。キリスト教ではそのユダヤ教の「聖書」を「旧約聖書」と呼び、二十七巻の「新約聖書」と合わせた六十六巻を正典とする。

イエス・キリスト

伝統的なキリスト教の信仰によれば、イエスは父なる神のひとり子としてこの世に生まれた人間である。つまり人となった神であり、すなわち、完全な人であると同時に、完全な神でもある存在だ。ただし、必ずしもイエスの中に、この二つの性質を認めない宗派もある。

参考文献 八木谷亮子『なんでもわかるキリスト教大辞典』（2013）朝日新聞出版

ハンドルネーム　ハル！