クラウゼビッツ
出典: Jinkawiki
・人物像 ナポレオン戦争にプロイセン軍の将校として参加していて、シャルンホルスト将軍およびグナイゼナウ将軍に師事していた。戦後は研究と著述に専念したが、彼の死後1832年に発表された『戦争論』で、戦略、戦闘、戦術の研究領域において重要な業績を示した。特記すべき業績としては絶対的戦争、政治的交渉の延長としての戦争概念、摩擦、戦場の霧、重心、軍事的天才、防御の優位性、攻勢極限点、勝敗分岐点などがある。
・戦争論 主にナポレオン戦争終結後の1816年から1830年にかけて著書され、クラウゼビッツが陸軍大学校の学校長として勤務している時期に大部分が書かれた。1827年に原稿に大規模な修正を加えて整理しているが、未完成のまま死去したことから妻のマリーが遺稿と断片的なまま残されていた最終的な2つの章を編集した。本書は戦争の暴力性や形態を決める重要な要因として政治を位置づけたものであり、軍事戦略を主題とする最も重要な論文のひとつとして、今日でも各国の士官学校や研究機関で扱われている。
クラウゼビッツ (http://leadershipinsight.jp/dictionary/words/von_kriege.html)
日本クラウゼビッツ学会 (http://www.clausewitz-jp.com/)h.m