グローバリゼーション4
出典: Jinkawiki
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グローバリゼーション
グローバリゼーションいつ始まったか
グローバリゼーションとは、国家や地域を超えての経済的、政治的、文化的な地球規模化です。現代のグローバリゼーションが始まったのは第二次世界大戦後、冷戦時に、アメリカ合衆国を中心とした西側諸国において、多国籍企業が急成長した時期であると言われています。グローバリゼーションという言葉は1970年代から存在していましたが、より広まった時期は、ソビエト連邦が崩壊した冷戦後の1992年以後であると言われています。
グローバリゼーションの課題
今日、「グローバリゼーション」という言葉が世間で叫ばれている。一般的にこの「グローバリゼーション」というのは、人、モノ、サービス、資本が世界各地で行き来しており、活動範囲が地球規模に拡大していき人々の選択肢が増えること、そして人々が、増えた選択肢の中からより有用なものを選ぶことができ、それによって人々が何らかの「利益」を享受するといったところだろうか。しかしそれはあくまで先進国による考えであり、真にグローバルな視点で世界をとらえているとはとても言いがたい。先進国が「グローバリゼーション」と叫んでいる一方で、お金もなく、食べるものに困り、貧困に苦しんでいる人々も多く存在している。しかも一生懸命に働いているにもかかわらず、自身が働いた分に対して同等の対価を受け取ることができず、なおかつ働けば働く分だけ貧しい状況に追い込まれている人々がいる。食料は世界中にいるすべての人々をカバーしきれるだけの量があるにもかかわらず、飢饉に苦しみ、栄養をまともに取れない人たちが餓死している。
「グローバリゼーション(地球規模化)」 -貿易の進展
地球規模の「グローバリゼーション」の流れの中で、“モノ”の貿易以外にも、“サービス”の貿易や、“直接投資”などが、年々増えています。 サービス貿易とは、国内と、海外との間で行われる、輸送、旅行、通信、建設、保険、金融、情報などの取引のことです。海外旅行先で、おみやげを買う時に支払うお金や、映画やテレビ番組などに出演している外国人タレントに支払う出演料も、サービス貿易の一部です。日本のサービス収支(海外から日本に入ってくるお金-日本から海外に出て行くお金)は、例年マイナスが続いています。 直接投資とは、とは、海外の企業を買ったり(買収)、海外で会社をおこしたり、工場を建てたりすることをいいます。街で見かける海外チェーンのホテルや飲食店、ニュースで報道される‘日本の企業が海外に工場を建設する’事例など、私たちの身の回りにも、「直接投資」の例は、たくさんあります
参考文献
グローバリゼーション - 関西大学 http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~go/seminar/projects/globalization/
格差が現れる世界のシステム http://www.fukuda.vc/wp-content/uploads/2010/04/22.pdf
「グローバリゼーション(地球規模化)」とは-貿易|経済産業省 http://www.meti.go.jp/intro/kids/trade/05.htm