ケアマネジャー

出典: Jinkawiki

目次

ケアマネジャー

ケアマネジャーは2000年の介護保険法施行にともなって作られた資格であり、国家資格ではなく公的資格である。 福祉や保険医療分野での実務経験がある人が取得できる専門職であり、介護を必要とする人のためにケアプランなどの作成や調整を行う非常に大切な役割をしている。 ケアマネジャーになるためには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格する必要がある。幅広い知識・経験を必要とし、国家資格である介護福祉士を目指した後のさらなる目標にされることが多い資格である。


ケアマネジャーの定義

『介護保険法』(第79条第2項第2号)によると、介護支援専門員(ケアマネジャー)とは、「要介護者等からの相談に応じ、及び要介護者等がその心身の状況等に応じ適切な居宅サービス又は施設サービスを利用できるよう市町村、居宅サービス事業を行う者、介護保険施設等との連絡調整等を行う者であって、要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識及び技術を有する者として政令で定める者」とされている。


ケアマネジャーの給料と将来性

厚生労働省の平成29年度介護従事者処遇状況等調査結果によれば、ケアマネジャーの平均給与は常勤で月給348,760円といわれている。ケアマネジャーは経験を重視されることが多い職業であり、看護師の経験があるなどの応用の利くケアマネジャーが給料面でも優遇されやすい。長く務めるほど経験も長くなるため、年齢層が高くなるほど給料が上がるということもある。 ケアマネジャーという職業は、これからの社会でますます重要視されると考えられている。高齢化社会が進み、介護を必要とする人が増えることで、人それぞれにあったプランやサービスを提供する役割はとても大事になっていくだろう。資格を取得するための試験の難易度や人手不足問題などを見直し、ケアマネジャーの質を向上させることにも大きな期待が寄せられている。


参考HP

・中央法規 https://www.chuohoki.co.jp/skillup/toha/manager.html

・社会福祉法人久万高原町社会福祉協議会 『ケアマネジャー(介護支援専門員)とは』 http://www.kumakougen-shakyo.or.jp/q&a-1.html

・介護のお仕事研究所 https://www.google.co.jp/amp/s/kaigo-shigoto.com/lab/archives/3955/amp


H.M


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