ケインズ2

出典: Jinkawiki

ジョン・メイナード・ケインズ(John Maynard Keynes)


生涯

1883年6月5日にイギリスのケンブリッジ市で生まれる。 父は、ケンブリッジ大学で論理学と経済学を講義していた。母は、社会事業家として地域の人たちに貢献し、後年ケンブリッジの女性市長となっている。エリート家系だった。ケインズは、イートン校とケンブリッジのキングスカレッジで教育を受けた。ケインズは好奇心が強、何事にも熱中する性格だった。学業はトップクラスで卒業。その後、数々の有名な論文や著書を作成した。経済学の世界に大きな衝撃を与えることになった。しかし、第2次世界大戦直後の激務のために、比較的、若く他界している。


有効需要の原理

自由放任のもとでは、失業問題は解消されないため、政府による金融政策と財政政策によって、人為的に新しい需要(有効需要)を創出し、生産量を完全雇用の水準に調整する必要がある。と主張した。 ニューディール政策を理論的に後押しし、第二次世界大戦後の欧米諸国の福祉国家政策の基盤となる。


ケインズ革命

「雇用・利子および貨幣の一般理論」において主張した経済学は、他の経済学者を厳しく批判したものとなっている。しかし支持するものも多く、経済学の世界に大きな変革をもたらしたため、「ケインズ革命」と呼ばれた。国民所得から消費支出は有効需要に等しく決定している。など、経済学者たちが原因や対策について有効な提言できずにいた中、それまで主流であった自由放任政策を否定し、恐慌政策を主張した。


参考サイト・文献

ケインズと株式投資 西野武彦

/%A5%B1%A5%A4%A5%F3%A5%BA%B3%D7%CC%BF/

http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/eml/Ronso/400/sakai.pdf


  人間科学大事典

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