コアカリキュラム
出典: Jinkawiki
コアカリキュラムは学習を中心に据えたカリキュラムである。教科を並列的に配列し、それぞれの教科で学ぶ目標を定め、目標達成のための各教科教育内容・教育方法を置いている。教科で教えるべき内容の達成が重視されるため、効率的な内容習得をねらえる学習となるが、反面、学習者心理を無視した授業に陥りやすいという短所もある。 カリキュラム カリキュラム(Curriculum)は、一定の教育の目的に合わせて、考え出された教育内容とその決まった修業年限の間での教育と学習を総合的に計画したものをいう。しばしば教育課程と同義に扱われることもあるが、元々はラテン語の「走る」(currere)から由来した言葉で「走るコース、走路、ランニングコース」のことをいい、第二次世界大戦後、アメリカから入ってきた概念である。一般に学生、生徒には小学校から大学に至るまでの各学年での時間割として知られるものも、カリキュラムの一部である。これは狭義のもので、教育課程とほぼ同じである。広義の解釈としては、学校教育全体における児童の「学習の総体」であるといえる。 潜在的カリキュラム 学校教育における児童の学習は、教師が計画し期待するもの(顕在的カリキュラム)と、児童が学校生活全体で学習する潜在的カリキュラムとに分けられる。主な例として、男女の違いや集団における個人の役割などが挙げられ、人が生きていく上で重要なことも含まれている。