コカコーラ3
出典: Jinkawiki
コカ・コーラは、最初は今のようなジュースではなかった。薬剤師の男性がつくりあげたもので、当時は薬として販売されていた。薬剤師の名前は、ジョン・ぺンバートン。1979年、当時ヨーロッパでは、ワインにコカの葉エキスを含ませた飲料がとても流行していた。 ジョン・ぺンバートンは、この飲料に更にカフェインを混ぜることにより、「フレンチ・ワイン・アンド・コカ」という飲料を生み出した。コカとはコカインのことで、今では禁止されている薬物だが、当時はコカインに対する規制はなかった。フレンチ・ワイン・アンド・コカは、一週間で1000本を記録する大ヒットとなった。しかしその後、全米で禁酒運動が広がり、フレンチ・ワイン・アンド・コカも攻撃の対象になってしまった。 そして1886年、コカの葉とカフェインを含むコーラの実成分、風味剤を炭酸水に混ぜたコーラを作り上げたのだ。その後、リウマチとモルヒネ中毒に苦しんでいたぺンバートンは、E.G.キャンドラーという人物にコカ・コーラの権利を売却し、 E.G.キャンドラーはコーラをビン詰めにして販売し、全米で愛される飲料となっていった。
参考文献 こころを動かすマーケティング : コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる
HN yuji