シーシェパード
出典: Jinkawiki
非営利環境団体シーシェパードはアメリカに本拠地を構え、世界中の人々からのサポートによって運営されている。
シーシェパード代表及び創始者は、キャプテン・ポールワトソンである。
キャプテン・ポールワトソンは「私達の依頼者はクジラ、サメ、イルカ、アザラシ、ウミガメ、海鳥、そして魚であり、これらの種を護ることが任務です。シーシェパードは時に攻撃的だと報道されますが、非暴力と国連世界自然憲章に基づき活動しています。あなたのようなサポーターの助けは心強く、世界で最も効果的な海洋生物保護団体の活動を可能にしている」と発言している。
1977年、非営利組織シーシェパード環境保護団体(SSCS)は海洋生物の保護を目的に設立された。シーシェパードの使命は、海洋生物を殺傷 行為から守り、彼らの生息地である海洋エコシステムの保全に取り組むことであると述べている。
またシーシェパードは公海で行われる違法行為を明るみにする為、必要に応じて調査・記録し、直接介入も行っている。繊細で均衡のとれた海洋エコシステムの生物多様性を維持することによって、次世代に美しい自然環境を残していきたいという思想を持っている。
環境保護団体・シーシェパードは、人種、肌の色、宗教や信仰の違いに偏見なく、公平な立場で、絶滅の危機に瀕した海洋生 物・海洋エコシステム保全を目的に制定された国際自然保護法を駆使して、国際的に活動している。
シーシェパードが違法に取引される海洋生物を保護する目的で継続的に行っている活動は、捕鯨やイルカの大量虐殺を阻止する立場をとっている為、「アンチ・日本」、「アンチ・ネイティブアメリカン」、または「アンチ・北欧人」等と非難されることもある。又、シーシェパード は毛皮目的で行われるアザラシ猟に抗議している為、「アンチ・カナダ人」や「アンチ・アフリカ人」とも呼ばれました。南アメリカで行われる違法なサメのフ カヒレ猟では「アンチ・ラテン系民族」と非難されました。
シーシェパードは「人間の欲望を満たし、更なる豊かさを追求する」行為に疑問を抱いている。
環境団体・シーシェパードは、各々の社会で生み出され、時に悪利用されがちな「文化的愛国主義」にとらわれず活動している。シーシェパードの焦点はクジラ、イルカ、海ガメ、海鳥や魚類の保全である。
海洋生物がもたらす素晴らしさ、重要性を示すのがシーシェパードの役割でもある。
シーシェパードのボランティアは世界各国から集まっている。彼らの中には日本、ノルウェーやカナダなど、我々が抗議活動を行っている国々出身の者もいる。
参考文献
http://www.seashepherd.org/japan/
NHKニュース