ジハード
出典: Jinkawiki
ジハード(jihad)は、「努力する」という意味のアラビア語「ジャハダ(jahada)」から派生した動名詞で、「努力」という意味。元の意味は、神のために自己を犠牲にして戦うこととあるが、様々な意味があるという。ジハードには、大ジハードと小ジハードがある。大ジハードとは、自己の信仰を深めるために、毎日の生活で欲望など自分の心をコントロールする、内面的努力のこと。小ジハードとは、努力することさえ許されないような状況になった時には戦争をしてもいいという考えで、異教徒に対しての戦いのこと。holy warや聖戦とも訳される。
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イスラーム法学におけるジハード
不信仰者とその戦い、及び不信仰者を撃退するために自己の生命、財産、言論をささげることを意味する。ジハードの目的は信仰とウンマ(イスラーム共同体)の防衛・拡大で、ムスリム、成人、正常人、健常者、男性、自由人、戦費を負担できるという条件を満たす者が、カリフの下で従事した。戦争では、カリフが宣戦布告を行い、相手が改宗したり停戦協定を結んだときに終戦となる。ジハードを行う者には神による報奨があり、戦死者は殉教者されるという。
参考文献 『グローバル化のなかの宗教』 編・住原則也
http://pol.cside4.jp/kokusai/3.htm
http://www.jiia.or.jp/keyword/200804/30-yokota_takayuki.html http://www.alislam.org/japan/Jihad-tolerance.html#jihad
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