ジョン・Ｆ・ケネディ

出典: Jinkawiki

ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ（1917.5/29～1963.11/22）は、第35代アメリカ合衆国大統領。1961年に大統領に就任した。彼のいえは名家であり、卓越した政治手腕をもち効果的な演出により多くの支持をえた。彼は1956年の副大統領候補を逃してから、黒人公民権のための活動を始めた。かれは自由主義へと傾いたといえる。1960年のニクソンとの大統領選では49.71%の得票率で僅差ながらに勝利した。初の２０世紀生まれの大統領であった。そんな彼は任期途中の1963年に遊説先のテキサス州ダラスでオープンカーにのりながら民衆に手を振っている時に暗殺され短い人生に幕を閉じた。彼はいまでもアメリカ大統領のなかでも人気が高い大統領である。そこには政策などはもちろん彼の演出のすばらしさもあるといわれている。ところが近年の研究によりマフィアとのつながりや多くの浮気など女癖が悪いことなども浮き彫りとなってきている。彼はさまざまなことに視野をひろげ、アメリカの宇宙開発や人種問題、戦争について多くのことをおしすすめたのであった。宇宙開発は彼の死後ニクソン政権の元でアポロ１１号が人類初の月面着陸をとげたのであった。

年表

1971　　ボストン近郊にて誕生

1942　　海軍将校として太平洋戦争に従軍

1946　　マサチューセッツ州から下院議員に当選

1953　　マサチューセッツ州から上院議員に当選

1960　　ニクソンとの討論会を経てアメリカ大統領となる

1961　　ニューフロンティア政策開始

　　　　 ピッグス湾上陸作戦失敗

　　　　 ベトナムアメリカ兵派遣 1962　　関税引き下げ交渉「ケネディ・ラウンド」開始

　　　　 EFCとアメリカの協力を提案

1963　　ベルリン訪問

　　　　 ワシントン大行進でキング牧師「I have a dream」という有名な演説を行う

　　　　 モスクワ―ワシントン間にホットライン設置

　　　　 ダラスにて暗殺される

ケネディ暗殺

11月22日にダラスにておこった衝撃的事件である。この時の映像は各国に中継がつながっておりカラーにて放映された。この８ミリ映像は今でも簡単に閲覧することができる。暗殺の原因は４つあるとされていて、１つめはソ連の陰謀説。２つめはマフィアによる暗殺説。３つめはピッグス湾事件の失敗をケネディの責任とする、反カストロ派の亡命キューバ人説。４つめはケネディの黒人への公民権政策に不満をもつものによる暗殺説。とされている、後者２つがゆうりょくとされているがその真実はいまだ謎につつまれている。 実行犯といわれているリー・ハーヴェイ・オズワルドもこの２日後に射殺された。最近の研究で弾が放たれた角度などが昔の調査では矛盾したところがあるなど解明はすすみつつあるが当時の証拠も不完全なため永遠に謎はのこるだろうといわれている。

ピッグス湾事件

亡命キューバ人を訓練してカストロ政権を転覆させることを目的としたものだった。

参考文献 『ケネディ‐その実像を求めて‐』　井上一馬 著　　講談社 『ケネディの暗殺』　　ウォーレン報告　　弘文堂 『ケネディの道』　　シオドア・Ｃ・ソレンセン　　弘文堂