スウェーデンの学校教育
出典: Jinkawiki
以前スウェーデンの教育レベルは、北欧の中で優れた基準を保持していたが、今ではフインランドが成績をあげ、スウェーテンの学業成績の順位は下がってきている。教育大臣を始め、学校関係者は躍起になりいろいろな対策を講じ、なんとかスウェーデンの基礎教育および高等学校のレベルを上げようとしている。
しかし、不登校の生徒も増加しており、移民者の生徒同士のいじめや、暴力、嫌がらせなども増加、さらにある程度の年齢になってから移民して来た子供たちは、昨日まで自国の言葉を話していたのに、今日からは難しいスウェーデン後の授業を受けなければならない。もちろんスウェーデン語教育はされていますが、ほとんど言葉のわからない子供たちは、授業中白紙に丸をかいたり、マンガをかいたりして何もすることのできないまま、授業に参加している。言葉が 話せるようになり、意味を理解出来るようになるまでには、相当の時間がかかる。 その間当然教育レベルルは低くく、そうした移民者の多くの子供を抱えている学校、特に公立学校はそのしわ寄せを受けている。私立の学校に通わせる移民者の両親は、多くの場合両親自身がある程度の教育を 受けている者が多い。私立の学校に受け入れられない、外れたグループの子供たちが、公立の学校に通うことになる。その結果公立学校の評判も悪くなり、公立の基礎学校は生徒数がたりなくなり、経営困難となって廃校となる運命を抱えている。
1990年代のレベルまでに復活するには、まだまだ時間がかかりそうだ。その犠牲となるのは当然、今通学している子供たちだ。スウェーデンの学校教育の道は、しばらくとても厳しい道を進まなければならないと言える。
(bbb)