スプートニク・ショック4
出典: Jinkawiki
スプートニクという言葉は、1957年10月4日にソビエトが突如打ち上げた、スプートニク1号からきている。第二次世界大戦後、睨み合いを続けていた米国とソビエトの間の出来事。当時、米国は自国の化学力に自信があり、ソビエトよりも優位にあると確信していた。米国が世界で最初に人工衛星を打ち上げるだろうと信じて疑わなかった。そんな中、突然にソビエトがスプートニク1号の打ち上げを成功させた。電波の周波数を公開していたので、世界中でスプートニク1号の電波をキャッチすることができた。この事実が米国に大きな衝撃を与えた。ソビエトが人工衛星を打ち上げられることがわかったということは、いつでも米国に核爆弾を落とせるということだからだ。その後、米国は海軍が主導するヴァンガードTV3の打ち上げを試みるが、失敗してしまう。このことがさらに、米国の危機感を強めることになる。
ホーキング織野のサラリーマン、宇宙を語る。(2018.7.25 http://www.astronomy.orino.net)
アジノリ