スポーツ少年団

出典: Jinkawiki

スポーツ少年団

スポーツ少年団とは?

スポーツ少年団は、1962年に財団法人日本体育協会が創設した歴史あるスポーツクラブです。「一人でも多くの青少年にスポーツの喜びを!」「スポーツを通じて青少年のからだとこころを育てる組織を地域社会の中に!」と願いつくられました。約21万人の指導者と、約90万人のスポーツが大好きな仲間たちが、スポーツ少年団に登録しています。

スポーツ少年団の概要

スポーツ少年団は、それぞれが独自に自主的で主体性をもった活動を展開しています。 そのため、特定のスポーツ種目のみの活動を行うのではなく、野外活動や文化・学習活動など、ジュニア期に必要な幅広い分野での様々な交流体験活動を年間計画の中に組入れています。 スポーツ少年団活動を通じて、歓びや楽しさを体験する共に、仲間との連帯や友情を育て、更にはその課程の中で協調性や創造性などを育み人間性豊かな社会人として成長することを期待しています。

スポーツ少年団指導資格

スポーツ少年団には、「認定員」と「認定育成員」の2つの指導者資格が定められています。いずれかの資格を保有している指導者を「有資格指導者」といいます。 日本スポーツ少年団は指導者の資格取得を奨励しており、少年団に登録するには、各単位団に1名以上の有資格指導者が必要です。 この指導者資格を定めている日本スポーツ少年団指導者制度が、財団法人日本体育協会公認スポーツ指導者制度の改定に伴い、平成17年4月1日より改正されました。

参加人口

野球やサッカー、バレーボールなど様々な球技のスポーツ少年団が以前から存在しているが、かつてのスポーツ少年団は、圧倒的に野球が中心であった。しかし、Jリーグ発足以降はサッカーも増え、スラムダンクの影響でバスケットボールもメジャーになった 採用される球技は地域ごとに異なり、また対外試合の結果などから「サッカーの盛んな地域」「野球の盛んな地域」などの特徴が出る。また、地域により例えば「男子はサッカー」「女子はバレーボール」のようなステレオタイプが形成されることもある。 日本体育協会の資料によれば、平成20年度の登録人数は全国で89万9611人に上り、男子の1位は野球26.7%、2位サッカー23.3%、女子の1位バレーボール20.2%、2位バスケットボール16.6%などとなっている。

参考文献

財団法人日本体育協会 スポーツ少年団

Wikipedia スポーツ少年団


  人間科学大事典

    ---50音の分類リンク---
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                          
                  
          

  構成