センター試験3
出典: Jinkawiki
センター試験とは センター試験とは、大学に入学を志願する者の高等学校段階における基礎的な学習の達成の程度を判定することを主たる目的とするものであり、各大学がそれぞれの判断と創意工夫に基づき適切に用いることにより、大学教育を受けるにふさわしい能力・意欲・適性等を多面的・総合的に評価・判定することに用いるものである。 センター試験は二日間にわけて行われ、多くの大学進学希望者が受験する。
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メリットとデメリット
センター試験では基本的に基礎的な知識や簡単な応用が立てられるため生徒側からの視点で見ると勉強しやすい。また一般的にマークシートでの回答が求められるため、採点もしやすい。 しかしながら、断片的な知識しか生徒が勉強しないこと、それに伴って社会において必要とされる応用力が伸びない点が挙げられる。
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大学入学共通テスト
上記のようなデメリットからの改善を図るため、センター試験の内容を一部改訂し、センター試験自体は2020から廃止されることが決まった。 新たに導入される大学入学共通テストでは、国語、数学において記述の問題を用意し、受験者の応用力を測る項目を用いた。
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大学入学共通テストのメリットデメリット
メリットは上記のとおり、応用力を問うことができることであるが、デメリットとしては記述に対する回答に一貫した採点がしづらいということだ。回答は生徒によってまちまちであるため、それらの回答をすべて一貫した採点方法、及び採点の対象となる項目をもって採点できるのかどうかという点にある。 採点は採点者によって異なってくる可能性もあり、政府および運営側には正しい公平な判断、対応が求められる。