デュナン
出典: Jinkawiki
デュナンは1828年に生まれたスイスの実業家で赤十字社の創設者である。 赤十字社とは1862年にデュナンの提案した「各国に戦争となった際に戦いの犠牲者を救援する組織を設けること」と「戦闘による負傷者や、その負傷者の救援に当たるものを、戦闘に加わるいずれの側からも保護する法を定めること」の2つの案を受けて、1863年に、結成されたものである。 デュナンはクリミア戦争におけるナイチンゲールの活躍に刺激されこの提案をした。また戦争犠牲者のための赤十字条約も1864年にジュネーブで締結された。 この条約には16か国が参加し、デュナンは1901年に第1回ノーベル平和賞を受賞した。 参照:詳説世界史B(山川出版社)、ニューステージ世界史(浜島書店)、https://www.y-history.net/appendix/wh1202-157.html 投稿者:UF