デング熱
出典: Jinkawiki
目次 |
[編集]
概要
ネッタイシマカなどの蚊によって媒介されるデングウイルスによる感染症のことをいう。
[編集]
感染地域
デングウイルスの感染がみられる地域は、媒介される蚊の生息地である熱帯・亜熱帯地域、特に東南アジア、南アジア、中南米、カリブ海諸国などである。全世界では年間約一億人がデング熱を発症すると推定されている。海外渡航で感染し、国内で発症する例が増えてきている。
[編集]
症状
デングウイルスに感染した場合、その約50~80パーセントが不顕性感染(症状が出ない)に終わるとされている。発症した場合、大多数はデング熱と呼ばれる一過性の熱性疾患の症状が起こる。感染3~7日後、突然の発熱で始まり、頭痛・筋肉痛・関節痛が主に起こり、食欲不振や腹痛、便秘などを伴うこともある。3~4日後より胸部・体幹から発疹が始まり。四肢・顔面へと広がる。これらの症状は一週間程度で消失し、通常の場合後遺症もなく回復する。
[編集]
参考文献
https://www.niid.go.jp/niid/ja/encycropedia/392-encyclopedia/238-dengue-info.html