デンマークの教育
出典: Jinkawiki
デンマークでは義務教育は10年生である。デンマークでは、子どもが5歳になると、居住地のコムーン(市)から小学校に入学する誘いの通知が届く。一応は、学区制になっているのだが、公立学校を選ばずに、私立の学校を選ぶ家庭もあるし、学区外の学校を希望する家庭もある。 義務教育だから学校に行かせなければならない、というわけでもない。親にその能力があって学校教育に相当する内容の教育を子供に受けさせれば、必ずしも教育の場は学校でなくてもよいことになっている。というわけで、就学時の子供を連れて、丸々一年かけて家族全員で世界旅行に出かける家族もデンマークには存在する。 子供が5歳になって届くお誘いは、あくまでもお誘いである。6歳になっていなくても、ほかの子供たちとの生活と学校の指導に十分ついていけると親の目で判断すれば、5歳から小学校にあげることができるし、逆に6歳になっても一年修学を遅らせることができる。ただ、実際には約9割の児童が、初等教育と下級中等教育を一緒にした公的教育システムのフォルクスコールに進んでいる。
参考資料