トルコ

出典: Jinkawiki

トルコの基本情報  正式名称はトルコ共和国 首都はアンカラ 面積は78万586平方キロメートル 言語はトルコ語が使われている  人口は7562万7384人であるが、そのうち民族分布はトルコ人、グルド人、アルメニア人などが暮らしている。 イスラム教を信仰している人が大部分を占めるが、ギリシャ正教徒、アルメニア正教徒、ユダヤ教徒などもいる。


トルコの建国の父 そして、政教分離の揺らぎ トルコ国民のほとんどがイスラム教を信仰しているが、政教分離の原則がとられている。 政教分離の原則は初代大統領のムスタファ・ケマル・アタチュルクが掲げたもので、トルコ人は彼のことを建国の父と崇めるなど、現在でも人気の高い人物だ。 しかし、その政教分離の原則が揺らぎつつある状況に置かれている。 現大統領のアブドゥッラー・ギュル氏はイスラム色の強い政策を打ち出したのだ。 彼は熱心なイスラム教徒であり、政教分離の立場をとっていた政府の意向を変えようとしていた。 例えば、禁酒法を出したのだが、この決定はイスラム教を強制するようなものであり、つまり、政教分離とはかけ離れた政策なのだ。 それに対し、不満を持った国民は反政府デモを引き起こした。 イスラム教徒である国民も宗教信仰の自由を求め、強制されるような政策に反発したのだ。 2013年現在、トルコの都市である、イスタンブールを中心に反政府デモが起きている。 このデモにより、2020年のオリンピック誘致にも影響があるのではないかと不安視されている。 国民の平均年齢も若く、経済成長に期待がかかるが治安の問題などもあることが事実だ。


トルコが抱える交通問題とその対策 トルコでは交通渋滞の問題が深刻となっている。 トルコはアジア側とヨーロッパ側に分かれるのだが、その二つのエリアを結ぶ橋はたったの二つしかない。 そのため、橋の上は常に渋滞してしている状況だ。 その対策として、日本の技術、資金援助のもと、ボスポラス海峡横断鉄道トンネルの開通を目指す事業が開始された。 橋で渡ると一時間かかるところ、このトンネルを通れば十分で済むという。 この事業は2004年6月に着工され、2013年10月の完工が予定されている。 このトンネルが使われるようになれば、交通渋滞の問題も緩和されることが見込まれている。 トルコの経済活性化にも大きな影響が与えられることが期待されている。


引用 外務省 <http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/turkey/>

    公安調査庁 <http://www.moj.go.jp/ITH/area/ME_N-africa/turkey.htm>
    ボスポラス海峡横断地下鉄整備事業 <http://www.ihcc-info.org/newasian-pro-turkey01-tunnel01-index.html>



ハンドル名 ヌヌキタロ


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