ドイツの教育
出典: Jinkawiki
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概要
ドイツの教育制度は小学生が4年制(シュタイナー学校と総合学校を除く)で最短で10歳で自分の進路を決める。進路先としては大学も視野に入れた進学を考える人は9年制のギムナジウムに進学し、大学に行く必要がない感じた人は5年制の中学にいって義務教育をうける。勉強はある程度したいが、大学にいくほどでもないと感じれば専門技術も学ぶ6年制の中等実科・商科学校に行くといった感じに分かれる。こうした10歳で自分の人生を決める進路を決めるわけだが日本とは違い学歴偏重社会ではないので必ずしもギムナジウムに行けなくても本人の知識や技術があれば社会でやっていけるので大学にはいかない人も多いとされている。
ギムナジウム
ギムナジウムはドイツにおいて大学に行くためには就学しないとならない学校である。小学校と合わせると4年+9年で13年かかります。このギムナジウムでは毎年5%~10%の落第者が出るため、ストレートに9年で卒業できるのは単純に考えると半分ぐらいしかいないことになります。
シュタイナー学校
シュタイナー学校は小学校と同じく6歳で入学する。それから12年間一貫教育で、落第もないので18歳で卒業できる。大学にいくには卒業後、1~2年かけてシュタイナー学校に付設されているギムナジウムを受検するための授業をうけアビトゥーアを受けることになる。
総合学校
総合学校は普通の小学校の生徒は4年生で進路を決めなくてはならなくなり、ギムナジウムに行くための競走をしなくてはならない。一方でシュタイナー学校は一貫教育でアビツゥーアにもしっかり合格している。こうした違いをなくすためにこの総合学校は生まれた。この学校は13年一貫教育でアビツゥーアを受ける資格もあるという比較的新しい教育制度である。
アビツゥーア
アビツゥーアはギムナジウムを終了した後に受ける国家試験で大学に行くことが出来る資格である。資格なので合格したらすぐに大学いかなくてもよく、自分が大学で学びたくなったらいつでも行くことができる。大学は日本のような偏差値はなく、好きな大学、学部に入ることが可能である。しかし最近では人気のある学部では定員制をとるところもある。