ネットいじめ
出典: Jinkawiki
ネットいじめとは携帯電話やパソコンを通じて、インターネット上のウェブサイトの掲示版などに、特定の子どもの悪口や誹謗・中傷を書き込んだり、メールを送ったりするなどの方法により、いじめを行うものです。 ネット上のいじめには、次のような特徴があると指摘されています。 ・ 不特定多数の者から、絶え間なく誹謗・中傷が行われ、被害が短期間で極めて深刻なものとなる。 ・ インターネットの持つ匿名性から、安易に誹謗・中傷の書き込みが行われるため、子どもが簡単に被害者にも加害者にもなる。 ・ インターネット上に掲載された個人情報や画像は、情報の加工が容易にできることから、誹謗・中傷の対象として悪用されやすい。また、インターネット上に一度流出した個人情報は、回収することが困難となるとともに、不特定多数の他者からアクセスされる危険性がある。 ・ 保護者や教師などの身近な大人が、子どもの携帯電話等の利用の状況を把握することが難しい。また、子どもの利用している掲示板などを詳細に確認することが困難なため、実態の把握が難しい。
ネットいじめの対応① 「ネット上のいじめ」の発見/児童生徒・保護者等からの相談学校では子どもたちが出すいじめの兆候を見逃さず、「ネット上のいじめ」に対応していく必要があります。 ② 書き込み内容の確認 書き込みのあった掲示板等のURLを控えるとともに、書き込みをプリントアウトするなどして、内容を保存するようにする。 ③ 掲示板等の管理者に削除依頼 ④ 掲示板等のプロバイダに削除依頼 ⑤ 削除依頼しても削除されない場合 警察や法務局・地方法務局に相談するなどして、対応方法を検討します。
参考文献:
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/11/08111701/001.pdf
「ネット上のいじめ」に関する対応マニュアル・事例集(学校・教員向け)
HN:104