ネット依存4

出典: Jinkawiki

目次

ネット依存とは

 インターネットに接続し、ゲームやLINE、facebook、YOUTUBEなど、長時間にわたって利用し、現実世界の生活に支障が出るような状態のことをいう。

心身への影響

ネット依存による主な心身への影響は、次のようなものである。  


・感情をコントロールできなくなる

・思考能力がなくなる

・現実の社会とのかかわりが面倒になる

・目が悪くなる  

・現実の人間とのコミュニケーションができなくなる

このほかにも多くの悪影響があり、たくさんの危険性がある。ネット依存というのは、アルコール依存症などと同じような症状がみられる。


原因

 ネット依存になってしまう一番の理由は、長時間ネットを使っているということである。ネットには、ゲームや、SNS、動画サイトなど、多くのものがある。これらを楽しんでいると脳内に、ドーパミンという快楽物質が分泌され、これが続いてしまうと、脳が快楽を常に求めるようになってしまうのである。最近、ネット依存者が急激に増えた理由として、スマホの普及が考えられる。電車の中などの移動の時間や、暇な時間など、気軽にネットにつなぐ事が出来るようになったため、依存症になりやすくなっているのである。一度なってしまうと、克服するのが大変なので、ネットの利用の仕方には注意が必要である。

睡眠障害

 中高生のネット依存は、睡眠不足を起こし脳の発育に悪影響を及ぼすという問題点がある。パソコンやスマホのブルーライトの影響で、良い睡眠を妨げてしまうのである。人間の脳は日中の記憶をきちんと整理するということを、睡眠中に行うのである。睡眠不足であると、整理が出来なくなり、記憶力が低下してしまうのである。また、集中力も欠け、記憶の定着もしない。さらに、睡眠不足は、脳の働きの低下だけではなく、糖尿病や、心疾患のリスクを高めるなどのデメリットもあるため、注意が必要である。

世界の対策

 ネット依存は、世界的に広がっていて、国は、この現状を問題視している。特に、ネットゲームには様々な問題がある。スマホの登場によって、いつでもゲームができる状況になった。睡眠時間を削ってまでゲームをする人が多くいるのである。また、ゲーム内のアイテムなどに、多額のお金をかけてしまう問題もある。韓国のネットゲーム中毒者は最悪と言われていて、「シャットダウン法」という法律で、16歳未満は深夜0時以降にオンラインゲームをすることは禁じられている。また、中国では、中毒を抑えるため、1日3時間を超えるとゲームが出来なくなるという「疲労度システム」を導入した。日本では、このようなことはないが、このようになる前に、ネットの利用方法や、危険性を認識することが必要である。

参考資料

http://eonet.jp/health/special/special59_1.html

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/166486.html

http://www.angels-eyes.com/index.htm

http://www.icr.co.jp/newsletter/global_perspective/2013/Gpre201384.html


<どどりあさん>


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