ネルー・周恩来会談
出典: Jinkawiki
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概要
アジア・アフリカ諸国の間で東西の対立の影響されるなか、西側陣営にも、東側陣営にも所属せずに、非同盟・中立の立場をとる発展途上国の形成という考えである第三世界が生まれる中、中国の周恩来首相とインドのネルー首相が1954年にした会談。また、ジュネーブ会議休会中に両首脳がチベットをめぐる交渉に臨み、国際関係の前提として「平和5原則」を発表した。
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平和5原則
1.領土保全と主権の相互尊重
2.相互不侵略
3.相互内政不干渉
4.平等と互恵
5.平和的共存
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影響
1955年には、インドネシアのバンドンで第一回アジア・アフリカ会議で平和5原則を発展させて平和十原則が採択された。
さらに、1961年には第一回非同盟諸国首脳会議がユーゴスラビアのベオグラードでチトー大統領の政権時に開かれるなどと発展している。
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参考文献
「時代と流れがつかめる用語問題集世界史B」 作者/相田知史 小林勇祐 発行者/文英堂
日本近代史の歴史認識をまとめています(2015年8月3日)
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