ノートルダム大聖堂 (パリ)
出典: Jinkawiki
パリのノートルダム大聖堂ははゴシック建築を代表する建物であり、フランス、パリのシテ島にあるローマ・カトリック教会の大聖堂。「パリのセーヌ河岸」という名称で、周辺の文化遺産とともに1991年にユネスコの世界遺産に登録された。ノートルダムとはフランス語で「我らが貴婦人」すなわち聖母マリアを指す。
1163年に司教モーリス・ド・シュリーによって、現在にみられる建築物が着工され、1225年に完成した。その後も工事が続けられ最終的に完成したのは200年後の1345年である。
パリのノートルダム大聖堂はフランス革命中は彫像が破壊されるなど大きな被害を受けた。その他の歴史的事象としては、1804年12月2日にナポレオンの戴冠式が行われた。ヴィクトル・ユーゴーが「ノートルダムのせむし男」の舞台に選んだことも有名である。最近ではディズニーアニメ「ノートルダムの鐘」での舞台となっている。
現在も教会として使用されており、観光地としても有名で建物の中に入ることも可能である。塔の階段は400段ほどもある。
現在、フランスには多くの世界遺産があり、観光にも大いに力を入れている。実際、外国人旅行者が最も多く訪れた国はフランスでその数は7600万人にも上る。
EUについてのことを授業でやる際は、観光地を紹介し歴史や地理に繋げていくというのもいいのではないか。
物流に大きく関わっている「セーヌ河」でも、認知度の高いノートルダム大聖堂を紹介して見たらどうだろうか。