ノート:朝鮮戦争9
出典: Jinkawiki
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朝鮮戦争
東西対立が激しくなる中で、朝鮮は南北二つの国家に分裂されていたが、1950年、朝鮮民主主義人民共和国軍が突然韓国に攻め込んだことを朝鮮戦争という。 国際連合は安保保障理事会を開き、共和国軍の行動を侵略と断定し、アメリカ軍を主力とする国連軍が出動して、半島南端付近にまで迫っていた共和国軍を、逆に中国国境まで追い込んだ。しかし、中国が義勇軍を派遣して共和国軍をたすけ、国連軍を北緯38度線付近まで押し戻し、以後はその付近で一進一退の戦いが起こった。
一時は世界大戦への拡大も心配されたが1953年休戦が成立し、38年度線を挟む休戦ラインで南北の分断がふたたび固定されたのであった。この朝鮮戦争を機に、東西対立はアジア・太平洋地域にも広がり、アメリカ合衆国はさらに同盟網を張りめぐらせた。
参考資料 高校世界史B 改訂版
世界史 資料集
サン