パラオ共和国
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パラオ共和国
パラオ(Palau:現地名Belau)諸島は、太平洋西部、ミクロネシア西端にある200近くの島々からなる国である。1981年に世界初の非核憲法を公布して自治政府を発足させると同時に、現在の国旗を制定した。正式な独立は1994年。
面積 458㎢(種子島とほぼ同規模)
人口--1.7万人
首都--コロール(1.1万人)
政体--米国との自由連合協定に基づいた共和制
住民--ミクロネシア系チャモロ人85%、混血
言語--パラオ語、英語(いずれも公用語)
宗教--プロテスタント49%、カトリック46%
通貨--米ドル US Dollar
また、国名由来はマレー語で「島」を意味し、時刻ではベラウと呼んでいる。
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国旗
パラオの国旗は、自治権を獲得した際、一般から公募して決められたものである。現地の古老は、第二次大戦まで領有していた日本の日の丸を手本に考察されたと言う。円は太陽ではなく夜空に上がった満月を図案化し、「愛と平和、静寂」を表しているとされ、青地は太平洋の海の色と外国支配から主権を取り戻したことを意味する。。南洋神社跡に建てられたパラオ戦死者顕彰碑の写真を見ると、その台座には同じ形の日章旗と月章旗が左右に仲良く刻まれている。
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日本とのつながり
第一次大戦後、ドイツ領から国際連盟の委任統治領として日本が30年あまり統治し、現地人に近代的な教育や技術指導などを行い、日本人もたくさん(昭和10年代には2万人以上)移住していた。しかし、第二次大戦後、国際連合の信託統治領としてアメリカの施政権下になる。昭和56年(1981)には自治政府が発足し、ようやくアメリカとの自由連合盟約により、世界で188番目の独立国となった。初代大統領は日系2世の中村クニオ氏(当時51歳)である。
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参考文献
世界の国旗全図鑑