ブラジル
出典: Jinkawiki
ブラジルについての基本情報 正式名称はブラジル連邦共和国 首都はブラジリア 面積は851.2万平方キロメートル 人口は約一億9800万人で公用語はポルトガル語である。 そのうち、民族は欧州系、アフリカ系、東洋系、混血など多様な人種が共存しているといえる。 宗教はカトリックを信仰している人が多いが、プロテスタント信仰者もいれば、無宗教の人も存在する。
ブラジルの国内情勢 ブラジルは経済成長が見込まれる新興国の総称である、「BRICs」のうちの一国として期待されている。 主要産業は製造業、鉄鋼業、農牧業であり、様々な分野で貿易を行っている。 砂糖やコーヒー豆の名産地としてブラジルは有名である。 最大の貿易相手国は中国であり、輸出入ともに1位となっている。 2012年、ブラジルのGDPは2兆2526億米ドルで、世界ランクは7位である。 今後はさらに経済成長することが見込まれているが、治安が悪いことが問題となっている。 ブラジルの殺人事件発生率は割合として10万人中約23件である。 日本の割合は10万人中約1件であり、両国を比較してもブラジルの治安の悪さは一目瞭然だ。 たしかに、ブラジルは経済成長が著しく、これからの世界を支える極めて重要な国家になりうるが、治安の悪さなど懸念材料も多い。 世界から信頼を得て、認められるためには治安を安定させるなどの課題がある。
スポーツの祭典の開催 ブラジルでは2014年にFIFAワールドカップ、2016年にはリオデジャネイロ五輪の開催が決定している。 これらのスポーツの祭典の開催することは世界中からの集客などの経済効果が見込まれ、経済の活性化にもつながる。 ブラジル国民は特に自国開催のワールドカップでブラジル代表が優勝することに大いに期待を寄せているなど、国内の関心も大きい。 しかし、開催を危ぶまれる事態も出てきている。 ワールドカップの開催を先駆けて2013年6月にFIFAコンフェデレーションズカップが行われた。 ちょうど試合が行われていた試合会場の近くで、反政府デモが行われていたのだ。 デモ参加者の主張は政府が国の予算を貧困者の生活援助を後回しにして、スタジアムの建設費にまわしたことがおかしいのではないかというものだ。 国際サッカー連盟FIFAはワールドカップの開催に問題はないという声明を出したが、訪れようとした人々に不安を与えることは避けられない。 安全な環境で大会を開催するためには治安の悪さ、国内情勢の問題を解決することが不可欠だ。
引用 外務省 <http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/brazil/data.html#01>
犯罪統計率-ICPO調査 <http://aplac.info/gogaku/icpo.html>
ハンドル名 ヌヌキタロ