ベトナム戦争46
出典: Jinkawiki
ベトナム戦争は、ベトナム民主共和国とアメリカの戦争は、1975年4月30日に終わったが、その見解については様々な考え方ある。 ベトナム戦争とは、統一の主導権をめぐって南北ベトナムの勢力が対立する中でインドシナの共産化を恐れたアメリカが介入し南を支援したのに対し、北ベトナムと南ベトナム解放勢力が協力し、アメリカ軍、南ベトナム政府軍と戦った戦争と定義できる。さらに、途中からは、カンボジアとラオスに拡大したので、別名第二次インドシナ戦争とも呼ばれる。 ベトナム戦争は、宣戦布告がなかったので別名宣戦布告なき戦争と呼ばれている。戦争がいつ始まったかの正確な年代はわかっていず、様々な説がある。一般的には、1964年のトンキン事件から始まったとされていて、終わった年代は、アメリカが脱北して脱退した73年、ベトナムが統一がなされた75年のいずれかと考えられている。この戦争では、アメリカが8年以上関わっていてこれは、アメリカが関わった戦争の中でもっとも長い戦争とされている。 ベトナム戦争では、アメリカ軍による枯葉剤の散布が行われた。枯葉剤の散布により敵味方問わず多くの人が被害を受けた。今現在も枯葉剤による被害は残りつづけている。 ベトナム戦争の終結は、ニクソン大統領が中国を訪問し、その後ソ連も訪問し、大国間の話し合いを進めた。だけれども、話し合いの最中も和平交渉を有利に進めるために北爆を以前より激しく行った。その後、1973年ベトナム和平協定が成立した。そして、ホーチーミン作戦によって首都サイゴンが陥落して南ベトナムは崩壊した。これによってベトナム戦争は集結。ベトナムは南北統一された。 ベトナム戦争は第二次世界大戦以降でのもっとも規模の大きい戦争である。また、アメリカ合衆国にとって初めての敗北であり、その後国内の反戦高湯など、国内に大きなダメージを与えた。
その後、1986年のドイモイ政策に転換、中ソの関係の改善も進み1991年カンボジア和平協定によって内戦終結。 ベトナム戦争は、ベトナム国内で行われた戦争だけれども、その背景にはアメリカ、ソ連も関わっている戦争であり、その規模はかなり大きいものであった。だが、この戦争は様々な国が国交を回復するきっかけとなる戦争だった。
参考URL http://www.y-history.net/appendix/wh1603-064.html
https://www.jstage.jst.go.jp/article/asianstudies/63/3/63_30/_article/-char/ja/
参考文献 わかりやすいベトナム戦争 三野正洋