ミルトン=フリードマン
出典: Jinkawiki
人物
ミルトン=フリードマン(Milton Friedman)1912年7月31日~2006年11月16日
アメリカ合衆国ニューヨーク市出身の新自由主義経済学者
1976年に消費分析・金融史・金融理論の分野における業績と、安定化政策の複雑性の実証を称えてノーベル経済学賞を受賞
「巨匠」、「小さな巨人」、「異端児」などの異名を持ち、戦後、貨幣数量説のマネタリズムを復活、マネタリストを旗揚げした。反ケインジアンの宗主として「フリードマン改革」を行い、以後経済界に大きな影響を与える。
チリのピノチェト政権、アメリカのニクソン、レーガン政権(レーガノミクス)、イギリスのサッチャー政権において経済理論の支柱的役割を担った。
生い立ち
1912年、ハンガリー(現ウクライナ地方)からのユダヤ系移民の子としてニューヨークに生まれる。
奨学金を得て15歳で高校を卒業、ラトガーズ大学にて学士を取得後、当時の世界大恐慌の影響を受けてシカゴ大学にて経済学を専攻。
同大学にて修士を取得後、コロンビア大学にてサイモン=クズネッツ(1971年ノーベル経済学賞受賞者)の指導のもと博士号を取得。同大学と連邦政府で働いたのち、シカゴ大学教授に就任。
ローズ=ディレクターと結婚し、一男一女をもうける。息子はデヴィッド=フリードマン。
2006年11月、心臓疾患のため自宅のあるサンフランシスコで死去。享年94歳。
思想
フリードマンの新自由主義思想とは、詐欺、欺瞞を除くその他一切の規制を市場経済から排除し自由な経済市場を生み出すことあった。新自由主義経済思想の第一人者とされ、またダーウィンの自由放任主義からの脱却とニューリベラリズムに基づくケインズ経済学を古典的自由主義の観点から批判するという意味合いから"新″自由主義思想と呼ばれている。
参考URL
~MaY~