メコン経済圏

出典: Jinkawiki

東南アジアのメコン川流域に位置する国々からなる経済圏のこと。政情不安などでアジアの中で発展が遅れてきた地域だが、2011年のミャンマーの民主化や各国の国内情勢の安定化によって、観光振興や域外からの企業受入れなどが加速している。

目次 1 対象国 2 日本との関係 3 問題 4 参考文献

対象国

カンボジア(Cambodia),ラオス(Kanraosu),ミャンマー(Myanmar),タイ(Thailand),ベトナム(Vietnam)の五か国である。

日本との関係

外務省によると約600年前も前から琉球(沖縄)を窓口として盛んな交易がおこなわれ、各地に日本人居住地ができるほど各国とのつながりは深い。2009年から年に一回、定期的に首脳会議を開催しており、2012年四月の首脳会議では事業総額約二兆円のインフラ整備や保健・災害対策で協力の強化をする方針の確認をした。

問題

進出する企業にとって「地の利」もよいことから、メコン川流域に近い中国も各国との関係強化に力を入れており、インフラ建設を進めるほか鉱物資源の獲得にも乗り出している。しかし、ベトナムが南シナ海にの領有権問題を巡り、中国と対立しているなどの摩擦の火種は絶えない。

参考文献

外務省ホームぺージ　　[1] 日経ビジネスオンライン　　[2]

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