ユーロ

出典: Jinkawiki

欧州連合加盟国のうち、17カ国で使われている共通通貨。

参加国と採用年(2011年1月1日現在)は、次の通り。

オーストリア、ベルギー、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、オランダ、ポルトガル、スペイン、ルクセンブルグ(1999年) ギリシャ(2001年) スロヴェニア(2007年) キプロス、マルタ(2008年) スロバキア(2009年) エストニア(2011年) 1999年1月、欧州連合加盟15カ国のうち11カ国が共通通貨ユーロを採用。のちギリシャも加わり、2002年1月から現金として流通している。スロヴェニアに導入されたのは2007年1月。また2007年7月10日EU財務相理事会で、キプロスとマルタが2008年1月1日からユーロを導入することが正式に承認された。

イギリス、スウェーデン、デンマークは当初からユーロ使用を見送った。スウェーデンは2003年9月14日の国民投票で是非が問われ、反対が 55.9% を占めた*1。

通貨統合に参加しようとする国は、マーストリヒト条約によって定められている、インフレ率・財政・為替・金利の各項目について必要な条件を満たさなければならない。参加後についても、財政安定・成長協定により、財政状況および経済政策が制限される。

2009年1月、旧共産国として初めてスロバキアが導入。2011年1月には旧ソ連圏としては初めてエストニアが導入した。

EUの成長とユーロ採用国の増加に伴いアメリカドルに次ぐ基軸通貨として成長している。


(画像は、500ユーロ札)

参考文献

d.hatena.ne.jp/keyword/ユーロ

ユーロ危機で日本は復活する! 上念 司 宝島者

編集者:T・M


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