ライフキャリア・レインボー
出典: Jinkawiki
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概要
1950年代にアメリカの教育学者ドナルド・E・スーパーが発表したキャリア理論。ここではキャリアを職業としてではなく、人生のある年齢や場面のさまざまな役割の組み合わせと定義している。さまざまな役割の経験を積み重ねることにより、初めて自身のキャリアが形成されると考える。キャリア形成は職業上の志向や能力だけではできず、ライフロールと互いに影響を受け合う。
特徴
7〜9種類の役割の始まりと終わり、相互の重なり合いを虹の形に例えた”キャリアの虹”と呼ばれる概念図で説明される。
(1)子供
親との関係における子供としての立場
(2)学生
学ぶ立場
(3)職業人
アルバイトを含む仕事をやる立場
(4)配偶者
共に生活を送るパートナーとしての立場
(5)家庭人
親元を離れてから家事全般をやる立場
(6)親
子供を持つ親としての立場
(7)市民
社会を構成する一員として社会に貢献する立場
(8)余暇人
好きなことに時間を費やして楽しむ立場
役割のどれに重点を置き、どのような演じ方をするのかによりさまざまな「自分らしさ」を形成することができる。
フランス
フランス人はもともと個人主義で個性豊かであり、趣味も人によって多様である。そのためかライフキャリアレインボーを彩りよく、仕事だけ、家庭だけと偏ることなく思い通りに暮らしやすい。
参考
「ライフキャリア・レインボー」とは?-『日本の人事部』
http://jinjibu.jp/keyword/detl/627/
ライフ・キャリアレインボーとは-ワイズリンク
http://career.wiselink.biz/career19.shtml
エンジニアも知っておきたいキャリア理論入門:スーパー理論でキャリアの全体像を考えよう
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0803/27/news149_2.html
NADESHIKO VOICE 第十二話:虹色のキャリアの描き方
http://www.nadeshiko-voice.com/column/miyuki-monroig-12/
risu