リーマンブラザーズ
出典: Jinkawiki
リーマンブラザーズの名前の由来は創業者がヘンリー、エマニュエル、メイヤーのリーマン三兄弟だということから。
19世紀半ばにアラバマ州で業務開始した当初は金融業ではなく、日用品を取り扱う店であった。この日用品の決済に当時アメリカ南部で大量に生産されていた綿花を受け入れたことから綿花取引が業務の中心となる。
その後、ニューヨークに進出し、鉄道建設債券の取引にも業務を拡大する。ニューヨーク債券取引所の会員にもなり、社債の引き受けも始めた。
90年代終わりにリーマンブラザーズはサブプライムローンの取り扱いに手を付ける。サブプライムはハイリスクハイリターンな商品であり、これによってリーマンブラザーズはさらに業績を伸ばしていった。
9.11の同時多発テロでニューヨークの本社に被害が出たのもなんのその、即座に新しいオフィスを押さえ、業務に復帰した。
だが、やはりサブプライムローンはハイリスクすぎた。住宅バブルの崩壊とともにローンの焦げ付きも多発し、巨額の損害が発生した。この損害の発表によりリーマンブラザーズの株式も暴落。60兆円を超える負債を抱えてリーマンブラザーズは倒産した。そして世界はリーマンショックを受けることになった。