ローザ・パークス

出典: Jinkawiki

目次

人物

ローザ・パークスとは、1955、当時、人種差別の強かったアラバマ州モンゴメリーで、白人乗客でバスの席を譲ることを拒否し、逮捕された。この「事件」がきっかけとなり、マーチン・ルーサー・キング牧師の指導の下、「バス・ボイコット運動」が展開された。


経歴

1913.2.4 アラバマ州タスカギーに生まれる。

1918 アラバマ州パインレベルの学校に入学

1924 モンゴメリーの学校に通い始める。

1929 祖母の看護のために高校を中退する。

1932.12 アラバマ州パインレベルでレイモンド・パークスと結婚

1943.12 全国黒人向上協会(NAACP)の書記に就任。

1949 全国黒人向上協会の青年委員会顧問に就任。

1955 夏、テネシー州モントイーグルのハイランダー民衆学校における人種差別撤廃に関する講習会に初参加。8月、マーチン・ルーサー・キング牧師と

出会う。

1955.12.1 モンゴメリーで白人乗客にバスの席を譲ることを拒否し逮捕される。

    12.5 裁判で有罪判決を受ける
        モンゴメリーボイコット運動開始する。

1956.1 バス乗車拒否運動がもとでふたたび起訴される。

1963 「ワシントンの大行進」に参加。南部キリスト教指導者会議(SCLC)の大会でスピーチする。

1987 「ローザ&レイモンド・パークス自己開発教育センター」を創立。

1992.2.28 スミソニアン博物館にてローザ・パークスの胸像が除幕される。


バスでの出来事

1955.12月、ローザは、アラバマ州モンゴメリーの市バスに乗り、「黒人席」の一番前に座っていた。白人客は、「白人席」に座っていて、白人客がさらにたくさん乗り込んできて、「白人席」がいっぱいになってしまった。当時の法律や習によって黒人は白人に席を譲ることになっていたのだが、彼女は移動しようとはしなかった。白人の運転手が「席を空けてくれ」といったが、ただ、白人の言いなりになることに疲れてしまった彼女は動かなかった。「お前を逮捕するぞ」と運転手に言われ、「かまいませんよ」と彼女が答えると、白人警官は二人やってきて、ローザは逮捕された。


参考文献

『黒人の誇り・人間の誇り』 ローザ・パークス 高橋朋子 訳

HN:buribariis


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