上海国際博覧会

出典: Jinkawiki

2005年日本国際博覧会（愛知万博、愛・地球博）に続き、総合的なテーマを取り扱う博覧会としては2度目の大規模な国際博覧会（登録博覧会）である。
テーマは「より良い都市、より良い生活」だ。
上海国際博覧会は、2010年5月1日から同年10月31日まで、中華人民共和国上海市の上海世博園で開かれている国際博覧会である。
約160年の国際博覧会の歴史において、発展途上国における初めての開催である。
ただし、1949年にはハイチの首都ポルトープランスで博覧会が開かれたという記録がある。
過去に万博に参加したことがない北朝鮮が初めて出展したことでも知られる。
また、資金難で2000年のハノーヴァーバンコク博覧会への参加を見送ったアメリカ合衆国も今回は出展し、
参加国・地域、国際機関は万博史上最多の246を数え、なかでもアフリカ大陸からの参加国は50を上回る。
建設、運営費用などの総事業費は約286億元（約3,900億円）、
地下鉄や空港などのインフラ建設や都市設備などを含めると4千億元（約5兆5千億円）もの資金が投入された。
世界中のパビリオンが公開され、特に目立っている中国パビリオンは1時間以上並ぶ当然の大盛況となっている。
今回の上海万博は、世界中に中国の素晴らしさを伝えるには、北京オリンピック以上の絶好チャンスといえるかもしれない。
万博終了後はメルセデス・ベンツが10年契約の命名権を取得し、メルセデス・ベンツ・アリーナに変更される。中国国内で命名権を採用されるのは初。
2010年6月13日にSMAPによりファンの集いが予定されていたが、来客者殺到による安全確保が懸念され、中止となった。


経過
2002年12月3日　BIE総会で、上海万博の開催が決定
2004年11月29日　シンボルマークを公開
2006年8月19日　会場建設着工式
2007年12月18日　公式マスコットキャラクター「海宝」を発表
2010年4月30日　開会式
2010年5月1日　開幕、初日の入場者数は約20万人

参考ページ
Wikipedia　http://ja.wikipedia.org/