世界の食文化

出典: Jinkawiki

目次

世界の食文化

食は文化を映す鏡である。基本的な人間活動である食の在り方をみることによって、地域や社会を理解することができる。台所と食卓から世界を読み解こうというのが世界の食文化の考察である。各地域の食生活について考察するだけでなく、食を切り口にして見えてくる地域や民族の文化についての考察をすることが重要である。

インドの食文化

1、週一度の牛市があり、オス牛は荷役などに用いるとともにメス牛のもたらす乳は貴重な食資源である。

2、オールドデリーの給水場では器に触れず、手で受けて飲むのが作法。

3、スナックといえばサモーサー。具はジャガイモやグリーンピース、そしてスパイス。

4、生地を風船のように膨らませ、惣菜などを挟んで食べるプーリー。

5、数枚の沙羅双樹の葉を竹串で止めて作る使い捨ての椀もあり汁物も漏れることはない。

6、モロコシは小麦同様薄焼きパンなどにして食す中部インドの主要な穀物である。


アメリカの食文化

1、アメリカの家庭では必需品になっている大型皿洗い機。少人数の家庭ではまとめて洗う。

2、冷蔵庫の両開きの大型がふつう。

3、アメリカの標準的な台所はたっぷりした収納棚がありいろいろな調理器具を置いても広々として働きやすい。

4、カリフォルニアの家庭は夏は毎日のようにバーベキューをする。

5、肉をかなり食べる

6、野菜、果物は量り売りがふつう。


参考文献

監修、石毛直道  著 本間千枝子、有賀夏紀「アメリカの食文化」 監修 石毛直道  著 小磯千尋、小磯学「インドの食文化」


  人間科学大事典

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