世界三大宗教
出典: Jinkawiki
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概要
宗教は主に崇拝をすることを中心としている。崇拝は集団で行っていることが多い。世界三大宗教は仏教、キリスト教、イスラーム教の三つからなる。世界の宗教別人口の割合をみると、キリスト教が33.0%、イスラーム教が22.5%、ヒンドゥー教が13.6%、仏教が6.7%、その他が24.2%である。また、近年イスラム国による日本人人質事件が問題となっている。今のところ、二人の日本人が犠牲となっている。日本はあまり宗教に決まりはなく、時と場合により、仏教、キリスト教が取り入れられている。
仏教
開祖はガウタマ=シッダールタ(ゴータマ=シッダッタ)である。前6世紀から前5世紀ごろに成立した。根本的な真理は縁起の法である。縁起の法とは、すべて相互に依存し、あるいは生まれ、あるいは滅びるという関係のことである。
仏教の主な宗派は自分自身の解脱を目指し厳しい修行をする上座部仏教と、広く人類を救うことを願っている大乗仏教などに分かれる。快楽主義、苦行主義どちらにも執着しない立場を中道という。中道の具体的な実践方法を八正道という。苦諦、集諦、滅諦、道諦の4つの真理のことを四諦と呼ぶ。仏教は日本で一番取り入れられている宗教である。
キリスト教
開祖はイエスで1世紀に成立した。「旧約聖書」「新約聖書」という教典がある。神の絶対愛(アガペー)と隣人愛を特色としている。また、律法の内面化を求めた。
キリスト教のなかでも三大宗派に分かれている。カトリック(旧教)、プロテスタン(新教)、ギリシャ正教(東方正教会)の三つである。
イスラーム教
開祖はムハンマドである。7世紀に成立した。「クルアーン」という教典がある。神への絶対帰依・偶像否定を特色としている。帰依者はムスリスと呼ばれる。ムスリスは聖典「クルアーン」に示された聖法、信仰の柱となる「六信」それを実行する「五行」の遵守が必要となる。
六信とは神、天使、啓典、預言者、来世、天命のことである。五行とは信仰告白、礼拝、断食、喜捨、巡礼のことである。
参考文献 ・浜島書店 最新図説 現社
・http://www2.city.ogaki.lg.jp/johokobo/whatsnew/info_107/mmkon/hp/06/hikaku.htm
S.N