世界水泳

出典: Jinkawiki

目次

世界水泳とは 

世界水泳とは、国際水泳連盟が主催する水泳の国際大会である。正式名称は国際水連世界選手権。毎回、夏季オリンピックの前年と翌年の奇数年に開催されている。基本的には7月か8月に開催されているが、2007年にオーストラリアで開催された時は、南半球の季節の関係で3月~4月に繰り上げて開催された。各世界の最高スイマーが一堂に集う大会であり、競泳競技では世界記録がここで更新されることがよくある。また、五輪の前年にあたる大会では、五輪に向けた調整や、前哨戦としても大変重要な大会になる。

 競技一覧 

競泳 自由形(男・女)(50・100・200・400・800・1500メートル) 平泳ぎ(男・女)(50・100・200メートル) 背泳ぎ(男・女)(50・100・200メートル) バタフライ(男・女)(50・100・200メートル) 個人メドレー(男・女)(200・400メートル) リレー(男・女)(4×100・4×200) メドレーリレー(男・女)(4×100) リレー(混合)(4×100) メドレーリレー(混合)(4×100)


 歴史 

第1回大会から長くアメリカと東ドイツの実力が圧倒的で、まさに水泳界の2大大国であった。しかしながら、第3回大会頃から徐々に旧ソビエト連邦の実力も目立つようになり、米、東独の2強にソ連が次ぐ、という構図が見られた。1990年代に入って、大きく躍進した新勢力はオーストラリアであった。1988年パース大会で、長らくアメリカに次ぐ水泳大国だったドイツやロシアなどをおさえ、メダル獲得数で第2位に躍り出た。この大会以降、1位アメリカ、そしてオーストラリアがこれに続き、ドイツ、ロシアなどが2強を追う構図となっている。非欧米諸国の中では、中国、日本など東アジア勢が有力であったが、2005年モントリオール大会で、アフリカから南アフリカ・ジンバブエがそれぞれ健闘した。


 日本での放送 

第8回まではNHKが衛星放送などで放送していた。 2001年(第9回)の福岡大会以後はテレビ朝日が日本国内における放送権の独占契約を結んだ。地上波のANN系列と衛星波子会社のBS朝日、CS放送のテレ朝チャンネル2 ニュース・スポーツで独占中継している。基本的に生放送であるが、競技の進行状況その他によっては撮って出しを行う日もある。


参考文献

SWIMMING MAGAZINE

世界水泳ロシア・カザン2015応援ブック―リオへ、ウルトラ熱い夏!! (日本文化出版ムック)


  人間科学大事典

    ---50音の分類リンク---
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                          
                  
          

  構成