京都メカニズム
出典: Jinkawiki
二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを削減するために、京都議定書で導入された仕組み。1) 先進国同士が削減目標達成のために割当量を取り引きする排出量取引、2) 先進国が途上国に技術や資金を提供して持続可能な開発を支援する事業を共同で行って得た削減分を自国の目標達成にあてるクリーン開発メカニズム(CDM)、3) 先進国同士が共同で実施した事業による削減分を自国の目標達成に利用する共同実施(JI)―の3種類がある。日本も京都メカニズムを活用して削減目標を達成する計画だが、見通しは厳しい。一方、国際的な話し合いの場では、CDMの改善など京都メカニズムのあり方が議論されている。