北欧の教育

出典: Jinkawiki

フィンランドの教育制度の特徴

  1. 生涯学習の原則と平等な教育機会を重視している。
  2. 小学校から大学までの教育費が無料である。
  3. 実質的に各学校が自己決定を下すことができる。
  4. 成績の悪い学校を見つけて学校改善を支援する。
  5. 生徒の評価は自己評価を重視し、テストは重視しない。
  6. 学習の進み具合は、個々の生徒のレポートで把握する。
  7. 授業中でも休む時間を与えられている。
  8. グループ学習や教え合いを大切にしている。


このように、競争などで学習を強制せず、子どもが自ら学ぶことを教育の基本としている。 また、ひとりひとりの発達を支援し、ひとりひとりを大切にする平等な教育を心がけている。 2割の子どもが補充学習を受けていて、分かるまで丁寧に教え、子どもの成長に責任をとりきっている。


オランダの教育制度の特徴

  1. 『教育の自由』 教育理念、方法も自由。検定教科書制度もない。
  2. 校舎は市が支給。授業料は補助金。
  3. 小学校では教科書がない。教材や教育方法は先生が決める。
  4. 小学校には宿題なし。
  5. 時間割は自分で決める。
  6. 学校運営に子どもが参加する。
  7. 高校、大学に進学する入学試験なし。


このように、「自由」ということをとても大切にしている。 また、時間割は自分で決めるなど、生徒の自主性も重視している。


スウェーデンの教育制度の特徴

  1. 成績表がない。
  2. レベルの違う教科書がそれぞれの子どもに与えられている。
  3. 学期ごとに、子どもからの評価に基づいて三者面談が行われる。
  4. 社会性を重視している。
  5. 障害児教育が発展している。
  6. 大学入学は、特別な入学試験はなく、高校のときの成績で選抜される。


<参考>

『北欧教育の秘密』 遠山哲央

http://www.geocities.jp/zyuminundo/kaigai.html


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