唐山大地震
出典: Jinkawiki
唐山大地震は1976年7月28日に中国の河北省唐山市付近を震源として発生したマグニチュード7.5の直下型地震である。 概要 中国有数の工業都市であり、当時100万人以上が生活していた唐山市は、この地震により工場の78%、ポンプ場の80%、下水道管の14%、そして住居の94%が全滅するという壊滅的な被害を受け、再建するまで、約10年間にわたり外国人の立ち入りが制限されていた。その犠牲者の数は、公式記録で242419人といわれる。20世紀最大の犠牲者を出した震災であり、現在では、倒壊した建物や断層の一部が地震遺跡として保存されている。唐山市は地震に対する防衛措置を設けなかった都市であった。よって、耐震構造が不十分で建物の倒壊率が高くなり、多くの人が被害にあった。このような大きな地震が起こる可能性は数千年の間ではないといわれている。