四大文明 2
出典: Jinkawiki
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概要
世界四大文明とは人類の文明史の歴史観のひとつ。 四大文明は、エジプト文明(ナイル文明)、メソポタミア文明(チグリス・ユーフラテス文明)、インダス文明、黄河文明の四つの文明のことである。
エジプト文明)
エジプト文明は、紀元前3000年頃に設立。古代エジプト文明がもてたのは、ナイル川という大河のおかげ。川沿いでは水を得ることができるが、そのほかは砂漠が広がっている。 雨がほとんど降らないので、土を固めて干しただけの日干しれんがが使われた。この、日干しれんがや石材を使ってエジプトの神殿や王宮、そして都市住宅等が建てられた。
メソポタミア文明
メソポタミア文明は、紀元前3500年から3000年頃にかけて設立。メソポタミアとは二つの川のあいだという意味で、これらはチグリス川とユーフラテス川。後にアラビアン・ナイトの舞台となったこの地方には、物語に登場する不思議な魔法に代表される高度な科学がある。 メソポタミアの文字は楔形文字。
インダス文明
パキスタン・インド・アフガニスタンのインダス川及び並行して流れていたとされるガッガル・ハークラー川周辺に栄えた文明である。インダス文明で著名な遺構は現パキスタン領内のモエンジョダロ。この街は都市計画や下水道などが整備された都市である。インダス文明の大きな成果は1、2、3などの算用数字の考案とゼロの発見である。
黄河文明
黄河文明は、黄河の中・下流域で栄えた古代の中国文明のひとつである。黄河の氾濫原で農業を開始し、やがて黄河の治水や灌漑を通じて政治権力の強化や都市の発達などを成し遂げていった。東アジアの歴史の教科書には「世界四大文明」のうちのひとつとして挙げられていることが多いが、現在は長江文明や遼河文明などさまざまな文明が中国各地で発見されているため、四大文明に黄河文明のみを取り上げる手法はもはや古くなっている。
共通点
いずれも大きな川の近くに栄えていて自然の豊かなところであった。しかし現在では、砂漠化が進行している地域である。 この背景には、戦争や暮らしなどがある。 戦争をするには武器が必要であり、武器を作るには森林を伐採する必要がある。 暮らしを便利にするには山を切り崩したりすることが必要である。 このようなことをすることによって文明は栄えるが、砂漠化を引き起こし最終的には文明は衰退していったのである。
参考文献
参考資料 政治・経済・自然科学の学習室[1]
世界四大文明とレンガ http://www.maizuru.net/yondai.htm
N.I