国民年金
出典: Jinkawiki
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国民年金とは
国民年金制度は、老齢、障害または死亡によって国民生活の安定がそこなわれることを国民の共同連帯によって防止し、健全な国民生活の維持および向上に寄与することを目的としている。(国民年金法 第一条より)
加入者の種類
日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の人は、すべて国民年金保険に加入することを義務付けられています。国民年金の加入者(被保険者)の分類は次の通りである。
第1号被保険者 日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の、自営業者・農業や漁業に従事している人・学生など。 自分で全額を支払う。
第2号被保険者 厚生年金保険の被保険者および共済組合の組合員。サラリーマン。 給与から差し引かれる。労使折半。
第3号被保険者 第2号被保険者の被扶養配偶者で20歳以上60歳未満の人。サラリーマンの妻。 支払わなくてよい。
サラリーマンなどの第2号被保険者の国民年金保険料は、厚生年金保険料(あるいは共済組合の保険料)として給与からまとめて差し引かれていますので、別途支払う必要はない。また、サラリーマンの被扶養配偶者など第3号被保険者の保険料も、配偶者が加入している制度全体が負担するので、自分で支払う必要はない。
これに対して、自営業などの第1号被保険者は自分で全額を支払う必要がある。
学生については
学生納付特例制度があり、学生を対象に、国民年金保険料の支払い(拠出)を社会人になるまで猶予する制度である。 対象者は、以下に在学する20歳以上の生徒・学生のうち、所得等が国民年金法で定める基準に該当する者である。
大学・大学院 短期大学 高等学校・高等専門学校・専修学校 各種学校 その他、政令で定められた教育施設
参考文献
・社団法人 日本国民年金協会 [1]
・国民年金法 [2]