坂上田村麻呂
出典: Jinkawiki
坂上田村麻呂(758~811)
平安時代初期の武人、征夷大将軍。
坂上刈田麻呂の次男または三男として生まれた。(次男説と三男説がある)蝦夷討伐の軍に加わるまでは近衛府に勤務していた。
桓武天皇によって征夷大将軍に任命され、801年に遠征に出て蝦夷軍のアテルイと戦い、蝦夷討伐に成功した。
802年には確保した地域に胆沢城を築き、鎮守府を多賀城から胆沢城に移した。
桓武・平城・嵯峨天皇に仕え、正三位大納言という地位に昇った。
参考文献
『日本史世界史比較年表』 エディット編 PHP研究所
『古代の蝦夷』 工藤雅樹著 河出書房新社