堀越二郎

堀越二郎は、日本の航空機技術者で零式艦上戦闘機の設計主任である。１９０３年６月２２日生まれの群馬県藤岡市出身。藤岡中学校、第一高等学校、東京帝国大学工学部航空学科と進学し、それぞれ首席で卒業している。就職は、三菱内燃機製造（現在の三菱重工業）に入社。

大変几帳面な性格であったようで、自分が乗った客船の食堂のメニューを集めて保管しておく、領収書も一枚一枚保存、布団を敷くときには必ず部屋の壁と平行になるように敷くなどといったエピソードがある。

堀越二郎は優秀な設計者ゆえ、この時代には最新の技術が必要とされる「戦闘機」の開発に携わることになった。この当時の日本はどうしてもエンジン出力が弱い。その欠点を、堀越二郎らの航空機設計技術者により補ったといえる。

参考文献：堀越二郎の生涯　http://tam-web.jsf.or.jp/spevent/horikoshi.html 　　　　　風立ちぬ　堀越二郎　http://www.yyss.info/mei/hori/ 編集：N.S