大西洋憲章
出典: Jinkawiki
[編集]
概要
大西洋憲章とは1941年8月に大西洋上で行われたアメリカ大統領フランクリン=ローズヴェルトとイギリス首相のチャーチルの会談で合意された後の連合国の戦後処理構想、国際協調のあり方についてを述べた宣言である。この憲章こそが古典的資本主義と修正資本主義が完全に手を結んだ形のものであるとされている。内容の中では、領土の不拡大・不変更、民族自決、自由な貿易、国際的な経済協力、平和の確立、公海の自由、武力行使の放棄と安全保障システムの確立と実現までの侵略的な国の武装解除、および軍備軽減とされている。 この大西洋憲章は、表向きの成果に過ぎず、実際にはチャーチル首相が期待していた協定は、対日戦争にアメリカを引き込むことであったとされている。また、カイロ宣言は大西洋憲章に違反したものとされている。大西洋憲章が太平洋戦争が勃発する以前からその戦いの勝敗を決めていたと言って過言ではない。
[編集]
参考
http://www.y-history.net/appendix/wh1505-042.html
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/7517/nenpyo/1941-50/1941_taiseiyo_kaidan.html
http://www1.clovernet.ne.jp/ponnpe/taiheiyou15.html
ペンネーム:N.A