太平洋戦争11
出典: Jinkawiki
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太平洋戦争概要
1941年12月8日に開始され、それに先行する1931年9月開始の「満州事変」から1937年7月の日中戦争と不可分の連続した戦争であり、これらを総称して十五年戦争の第3段階をなすものである。そして、太平洋戦争は第二次世界大戦の一環をなしている。第二次世界大戦の期限の1つが満州事変から日中戦争にいたる過程そのもののうちにあった。
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三国同盟
1940年9月27日、ドイツ、イタリア、日本は三国同盟を締結した。 日本にとって、この同盟は反英米的新アジア秩序という計画を実行するうえでの切り札といえた。三国同盟は日本の運命をドイツのヨーロッパにおける戦果とソ連のアジアでの中立に結びつけることで、日本の外交的立場の好転を狙ったものであり、その結果、アジアからの英米戦力の駆逐に役立つはずだった。しかし、三国同盟締結後数か月後、英米の影響力が強まり、1941年半ば日本はさらに不安定な状態に置かれてしまうのである。米国、英国、中国、蘭印のいわゆるABCD諸国による「包囲」がそれである。対独ソ接近という外交努力が、皮肉なことに日本を一層孤立させてしまった。
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学徒動員
「学徒戦時動員体制確立要綱」の閣議決定によって、学生の勤労動員を強化することを決めた。 また中学校移乗の学校の先生・生徒は戦時における労働力動員政策の重要な位置役を担うことなり、敗戦時における動員学徒数は約193万人にも達していた。 なお、「決戦教育措置要綱」の閣議決定によって、小学校を除くすべての学校の授業が1年間停止になった。
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終戦
8月9日御前会議、国体護持を条件にポツダム宣言受諾を決定。 8月14日無条件ポツダム宣言受諾を決定。
参考文献
アジア・太平洋戦争 吉田裕
昭和史 空襲・敗戦・占領 毎日新聞社